清和台中3年生S君がマックに入塾したのは2年生の4月。1年生のときは大手の個別指導教室へ行ったが、2年生になる前にそこをやめて、暫くしてからマックにやってきた。初めの頃は自分から話すことはなく、宿題はしてきたりしてこなかったり、授業も講師の指示とは関係なく自分の気分で問題を解いていた。そうこうしているうちに2年生1学期の中間テストをむかえた。入塾後最初のテスト結果は、主要5教科で305点だった。学習態度は決して良くはなかったが、塾を休むことはない。
次の1学期期末テストは346点。以来、テストの度に成績が上がり、3年生1学期中間テストでは初めて400点を突破。夏休み明けの実力テストで学年8番、11月実力テストは7番。2学期期末テストでとうとう大台の450点!入塾当初から比べると5教科で実に145点も伸びた。3年生の夏頃からは授業態度が良くなり、よく質問するようになると同時に講師の言うことも素直に聞き入れるようになった。それ以上に感心する点は、部活を引退してからは毎日塾に自習に来ていることだ。しかもテストが終わった日でも休むことなく、毎日来る。週6日のペースで来ているが、冬休み前の日曜日に事務所を開放したら、2回とも来た。そして、黙々と受験勉強に打ち込んでいる。
毎年3年生になると一人や二人、覚醒するというか勉強に全力で頑張り出す生徒が現れるが、S君は今までで最も大きく変身した生徒といえる。これからも志望校を目指して、さらにガンバレ!